瀬名秀明の「科学の栞」で紹介されていて、かつて映画化されていたことも知っていたので、読んでみました。
語り手がちょくちょく代わり、かつ時系列にもいったりきたりと、頭がなかなか整理されない所がありましたが、
(というか、こんなところで挫折するようでは『ユリシーズ』なんて読めないかも。よまないけど)。
さて、ラストについては様々レビューされているので、僕は印象に残ったブライアンのコメントを引用。
『しかし、彼女はかつてわたしが知っていた女ではない。田舎を旅してプレーリードッグの巣穴を数え、女を求める孤独なカウボーイの三行広告を読み上げ、闇夜の静寂のなかで、空の月が足を滑らすまで私を愛し続けるといった女ではないのだ。
とはいえ、わたしもあのころと同じ男ではない。聞き上手で、彼女を信じ切っていた男ではない。』
時折、自分が36歳で、二人の子持ちであることが何かの冗談なのではないかと思う。
葉っぱ、天国にいっちゃったのかな?
現在、歴史上の人物と化している経済学者が試みようとしたのは、経済の発展段階をフレームワークでとらえようとしたことではないのか。その結果社会主義が生まれてしまったという反省からか、最近はそういう風潮ではないようだ。行動経済学や実験経済学、経済心理学といったミクロ分野の集大成は、行き止まり感のある自由資本主義経済の次の一手を示すことができるのだろうか。
事例1
第1問
(設問1)
一般家庭向け医療品では、確立された製品のラインナップを拡充し、大量に販売するという営業活動だが、医家向け医療品では、営業担当者が医療現場に赴き、ニーズを吸収して製品開発につなげるという営業活動である。
(設問2)
競合企業が参入し、差別化競争や価格競争が激化する中で、医家向け市場に注力することで、医療現場のニーズを直接吸収し、現有技術を応用した「安心・安全・安価」な製品開発を行うため。
第2問
①欧州や米国、中国などでは特許だけでは技術を守れないおそれがあるため。②大学や研究機関、流通業者と連携する際に、使用許諾契約を逐一付与する必要があるなどの手間が生じるため。
題3問
プラス面は、現社長のような、A社での経験が長く、営業の最前線にいた社員が経営者となることで、社員のモラールが向上し、事業改革が推進しやすくなることである。マイナス面は、株主から送り込まれた経営者に経営能力が欠如している場合、業績低迷の危険性があることである。
第4問
チャレンジ精神を維持していくための施策とする。①業績連動型の報酬制度を採用し、待遇に差をもうける。②成果を上げた社員を事業責任者に抜擢し、次世代の経営者として育成する。③本業に関連した多角化事業とする。
事例2
第1問
45歳から64歳の年代層に対して付加価値の高い眼鏡、アフターサービスを提供する差別化戦略
第2問
(設問1)
良いものを長く使いたいというライフスタイル層
(設問2)
(a)
強みである顧客との長期関係性維持の仕組みを生かせる
(b)
経営資源の制約から全店舗に展開ができない
第3問
①B社のHPに既存顧客の評判を掲載し、品質の高さや満足度の高さをインターネット上で広めていく。②顧客データベースを活用し、手書きのDMを発送する頻度、内容を充実させる。
第4問
(a)
B社のサービスが失敗となるリスクを抽出すること。
(b)
顧客の30%が再来店しないという事実を重視し、その原因が加工、販売、アフターサービスのどこにあったのか整理、分類し、それぞれに対してあらかじめ対策を講じておく必要がある。
第5問
①顧客からの指名率が高い社員を、全社員の前で表彰するなどの制度を採用し、社員のモラールを向上する。②業界認定資格、視力測定、レンズ合わせやフレームフィッテイングに関する研修制度を整理し、QCサークルなどで研修することで、社員のサービス力を向上させる。③顧客データベースの利用方法や活用法をマニュアル化し、誰でも利用できるようにすることでサービスの標準化を図る。
事例3
第1問
(a)切断、曲げ加工などの金属加工、組立行程、仕上げ行程、塗装技術のレベルアップなど技術の幅を着実に広げてきたこと。
(b)ビルの屋内用電力制御番メーカーの協力企業から始まり、OEM事業、学校、図書館、病院など他業界からの受注に注力してきたこと。
第2問
生産計画の制度が悪いのは、多忙な設計要員2名に外注管理を任せっきりで、その結果、外注品の納品遅れが発生しているためである。これを回避するために、①専任の設計要員を配置する、②計画の頻度を変更し、OEM製品は週次、ビルトインシリーズは上旬、下旬、外注加工品の納品は月次ベースで管理する。
第3問
(設問1)
設計要員が行っている提案業務を引き継ぎ、営業担当者が自ら提案営業を行えるようなスタイルに変えるべき。
(設問2)
設計面の課題は、個別の特注品を設計できる人材の不足である。生産面の課題は、ロット生産品、連続受注生産体制に個別受注品が加わっても生産計画に遅れが生じないように生産統制をはかっていくことである。
第4問
設計面のメリットは、データを共有・蓄積することにより個別特注品をパターン化でき、それによって設計業務の軽減化をはかることができることである。生産面のメリットは、外注加工品などのデータを取り込み、それを利用することを前提に設計することで、利用する部品の種類を削減できることである。これにより生産計画の精緻化が可能となる。
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